他電子カルテから乗り換え
導入前の課題 |
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導入の決め手 |
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得られた効果 |
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─ オンプレ型の電子カルテからクラウド型への変更を検討された際、懸念点や不安はありませんでしたか?
せっかく新しい技術を活用した良いものが出来たのなら活用したいと考えたので、ためらいはありませんでした。他の業務がクラウド化されているので、電子カルテもクラウドでいけるのではないかと。
電子カルテは重要な個人情報で守秘義務があるからオンラインで扱うことに懸念があるというような話も聞きますが、私はもう20年ほどネット銀行を利用していて、一度もお金が盗まれたことなどもありませんので、お金のことができるのなら電子カルテも問題なくできるだろうと思いましたね。
─ 実際にクラウド型のエムスリーデジカルを利用してみて、オンプレ型との違いを感じましたか?
クラウド型は通信が予想外に速いですね。院内にサーバーがあるよりクラウドの方が早く、驚きました。
これまでは「立ち上がるまでにどれだけかかるの……」といった感じだったので、速いのは本当に快適です。一度速い電子カルテに慣れてしまうと遅いものにはもう戻れないですね。数秒でも嫌になってしまいます。
─ エムスリーデジカルを採用した理由を教えて下さい。
院内サーバー型の電子カルテは使っていくうちに様々な処理が遅くなっていく状態が続き、非常にストレスを感じておりました。ずっと使っていてもサクサク動き続ける電子カルテはないかと色々探していたところ、懇意にしていた営業から勧められたエムスリーデジカルが要件に合致していたので、入れ替えを決意しました。
─ その他に、エムスリーデジカルを導入して効率化した点などはありますか?
まず、適応症が表示される点です。処方を登録して、病名はつけないで入力を進めていくと、ビックリマークのアラートが表示されます。そこをクリックすると適応症が表示されて、もれなく病名を選択できる。病名のつけ忘れがないというのはとても良い点だと思います。また、クラウド型ですのでどこからでもアクセスできる点も便利です。以前は家でレセプト作業をしようと思ったらデータを持って帰る必要がありましたが、デジカルなら自宅の端末からすぐにアクセスできて、そのまま作業ができます。
それから、改定の際に何もしなくて良い、というのが何より嬉しいです。新しい薬が発売されても、特別な対応は必要なく次の日から使えます。オンプレ型を利用していた頃は、3月に大きなバージョンアップがあり、それを適用させるための作業が必要でした。また、私は電子カルテをカスタマイズしているのですが、バージョンアップするとそれが書き戻されてしまいます。改めてカスタマイズし直さなければならず、毎年4月はとても大変でした。 バージョンアップの作業がないというのは本当に楽です。車で例えるならエンジンオイルを交換しなくてよい、EVのような電子カルテです。
─ 貴院ではエムスリーデジカルと連携可能な受付・決済サービス「デジスマ診療」もご導入いただいています。デジスマとデジカルを連携してご利用されてみていかがでしょうか?
患者さんが来院してから診察を始めるまでの時間が短くなりました。これまでは、患者さんが診察券を出して、それを受付が入力して、私の画面に入力が反映されて、それでやっと診察が始められました。
デジスマだと、患者さんが入ってきて「ピッ」としたら、もうデジカルに情報が入るのでとても効率的です。受付の業務も非常に楽になりました。デジスマでエントリーしていただくと、受付はオンライン資格確認で保険証が有効であることを確認したら、あとは登録ボタンを押して受付待ちを診察待ちに変えるだけ。診察が終わってからの会計もあっという間で、会計に要する時間がゼロになりました。これまで会計を自分で行っていたので、私がラクになりました。
利用医師に話を聞く east 対象となる先生はエムスリーデジカル社が調整いたします。
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