オンライン診療の診療報酬ガイド【2026年改定予測版】重要ポイントと算定要件
2026年02月05日 更新日: 2026年02月10日
2026年1月現在、オンライン診療の診療報酬算定における最新ルール(2024年改定版)と、間近に迫る2026年度改定の予測を解説します。初診・再診の点数、医療DX推進体制整備加算の要件、そして改定に強い電子カルテ選びのポイントまで、開業医の先生が知っておくべき情報を網羅しました。
目次
2026年(令和8年)を迎え、医療現場では次期診療報酬改定の議論が大詰めを迎えています。
オンライン診療は、コロナ禍を経て「時限的な特例」から「恒久的な診療形態」へと定着しましたが、その報酬体系や要件は年々変化し、より高度な医療DXへの対応が求められるようになっています。
この記事では、現在適用されている2024年改定のルール(2026年5月末まで適用予定)をおさらいしつつ、中医協(中央社会保険医療協議会)での議論を踏まえた2026年度改定の注目ポイントについて、開業医の先生や事務担当の方向けに分かりやすく解説します。
1. 現在のオンライン診療報酬(2024年改定ルールのおさらい)
まず、現在(2026年1月時点)適用されている、2024年度改定に基づく点数とルールを確認しましょう。次期改定は例年通りであれば6月施行となる見込みのため、今年の春までは以下の基準で算定を行います。
基本診療料の点数
オンライン診療を実施した際に算定できる基本診療料は以下の通りです。
区分 | 点数(情報通信機器を用いた場合) | 概要 |
初診料 | 253点 | 対面診療(288点)の約9割程度の水準です。 |
再診料 | 75点 | 対面診療(73点)と比較し、オンライン特有の評価が含まれています。 |
※2024年改定で、医療従事者の賃上げ対応等の観点から、初診料・再診料ともに引き上げが行われました。
重要な加算:医療DX推進体制整備加算
現在の診療報酬において、オンライン診療の収益性を左右するのが「医療DX推進体制整備加算」です。
オンライン資格確認体制や電子処方箋の導入など、医療DXに対応する体制が整っていることが評価されます。特に2025年4月からは加算の要件が段階的に見直されており、システム上の対応が完了しているかどうかが、そのまま経営への影響に直結しています。
ご自身のクリニックがどの段階の加算を取得できるか、また要件を満たすために何が必要かを確認しておくことが重要です。
↓医療DX推進体制整備加算の要件を詳しく知りたい方はこちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:【25年4月~6段階方式に!】「医療DX推進体制整備加算」解説
2. 2026年度(令和8年度)診療報酬改定の焦点と予測
2026年の改定に向けた議論では、「医療DXのさらなる推進」と「質の高いオンライン診療の評価」がキーワードとなっています。現時点での議論の方向性(トレンド)を見ていきましょう。
① 医療DX対応の「必須化」に近い流れ
これまでの改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」ですが、2026年改定では、マイナ保険証の利用率や電子処方箋の導入が、より厳格な要件として求められる可能性があります。
オンライン診療においても、「システム間連携(電子カルテ・オンライン資格確認・電子処方箋)」がスムーズに行えているかが、高い点数を算定するための鍵になるでしょう。特に電子処方箋は、オンライン診療との相性が非常に良く、患者さんの利便性向上にも直結するため、未導入の場合は早急な準備が推奨されます。
↓電子処方箋の導入手順について知りたい方はこちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:【電子処方箋の始めかた】 必要な手続き3ステップ
② 「かかりつけ医機能」とオンライン診療の連携
単発的なオンライン診療ではなく、「かかりつけ医」が普段の対面診療と組み合わせて行うオンライン診療を高く評価する流れは継続・強化される見込みです。
③ 遠隔医療(D to P with Nなど)の評価拡充
へき地や医師不足地域における「D to P with N(医師と患者・看護師)」のような形態について、都市部でも在宅医療の補助手段として活用する場合の評価など、実施形態に応じたきめ細やかな点数設定が議論されています。
3. 改定に左右されない「強いクリニック」を作るシステム選び
診療報酬改定は2年に1度行われますが、そのたびにシステムを買い替えたり、運用を大幅に変えるのは非効率です。
2026年以降の経営を見据えるなら、「制度変更に自動で追従するクラウド型」かつ「DX対応がパッケージ化されたシステム」が必須です。
電子カルテシェアNo.1※ エムスリーデジカルのご紹介
ここで、変化の激しい診療報酬改定にも柔軟に対応できる、クラウド電子カルテ「エムスリーデジカル」の特徴をご紹介します 。(※m3.com調査2025年1月)
- AIによる業務支援
患者ごと、医師ごとのよく使用するオーダーを学習しリストに表示するなど、AIを活用した機能が充実しています。これにより、診察時間の短縮や医療の質の向上に貢献します。 - 直感的な操作性
洗練されたUI/UXで、電子カルテの操作に不慣れな方でもスムーズに導入・利用できます。タブレットでの手書き入力にも対応し、医師の負担を軽減します。 - 「デジスマ診療」とのスムーズな連携
WEB予約・WEB問診・自動受付・キャッシュレス決済・お知らせ配信・オンライン診療の機能などがオールインワンになった「デジスマ診療」と連携し、患者さんの予約から診察、会計までを効率化。受付業務の負担を軽減し、患者満足度向上にも繋がります。 - 充実した周辺システム連携
オンライン診療システム、Web予約システム、Web問診システム、検査システムなど、クリニック運営に必要な様々なシステムとの連携が可能です。 - 強固なセキュリティ体制
医療情報を扱うため、厳重なセキュリティ対策が施されています。データはクラウド上で管理され、災害時のリスクも低減されます。 - レセコン一体型
レセプトコンピュータが標準で搭載されており、レセプト作成業務を効率化します。
項目 | 詳細 |
初期費用 | 0円~ |
月額費用 | 11,800円~(ORCA連動型)、24,800円~(レセコン一体型)※いずれも税別 |
運営会社 | エムスリーデジカル株式会社 |
システム形態 | クラウド型 |
AI機能 | AI自動学習機能 |
導入サポート | 専任スタッフによる導入前コンサルティングから導入後のサポートまで手厚い支援 |
エムスリーデジカルは、2026年改定で予測される「データ連携」の重要性においても、デジスマ診療と一体運用することで、カルテへの情報反映を自動化し、事務負担をゼロに近づけます。
↓他のシステムとの比較検討を行いたい方はこちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:オンライン診療ツールの比較に役立つ選び方ガイド
まとめ:2026年改定を見据えた準備を
2026年の診療報酬改定は、医療のデジタル化(DX)が「加点要素」から「標準装備」へと変わる分水嶺になると予想されます。
- 現状(~2026年5月): 2024年改定の点数に基づき、医療DX推進体制整備加算などを確実にとる。
- 今後(2026年6月~): 電子処方箋やマイナ保険証活用など、より高度なデータ連携が評価される可能性が高い。
これからのシステム選びは、「今の点数が取れるか」だけでなく、「将来の制度変更にコストをかけずに追従できるか」が重要です。変化に強いクラウド型電子カルテと、シームレスに連携するオンライン診療システムの導入を、ぜひこの時期にご検討ください。







