【2026年最新】厚生労働省が進める「標準型電子カルテ」とは?医療DXのロードマップと導入すべきタイミングを解説
2026年02月18日
厚生労働省が推進する「標準型電子カルテ」や「医療DX令和ビジョン2030」の最新動向を解説。標準化の目的、導入補助金、セキュリティガイドラインに加え、電子カルテシェアNo.1のエムスリーデジカルについても詳しく紹介します。
目次
はじめに:厚生労働省が目指す2030年の医療現場
近年、厚生労働省は「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」を強力に推進しています。特に注目されているのが、「遅くとも2030年までに、概ねすべての医療機関で電子カルテを普及させる」という目標です。
これから開業される先生や、紙カルテからの移行、または古いシステムからの買い替えを検討されている先生にとって、「国が作る電子カルテ(標準型電子カルテ)を待つべきか?」「今のうちに民間の電子カルテを導入すべきか?」は大きな悩みどころかと思います。
本記事では、厚生労働省が公表している最新情報やガイドラインに基づき、国の施策の全体像と、現場の医師が今選ぶべき電子カルテの最適解について解説します。
厚生労働省が推進する「医療DX令和ビジョン2030」
厚生労働省は、内閣官房やデジタル庁と連携し、「医療DX令和ビジョン2030」を掲げています。これは、医療現場の情報をデジタル化し、全国規模で共有・活用できる基盤(全国医療情報プラットフォーム)を構築する構想です。
なぜ国は電子カルテ化を急ぐのか
最大の目的は、「切れ目のない医療の提供」と「医療業務の効率化」です。
- 情報共有の円滑化: 患者さんがどの病院にかかっても、過去の薬剤情報や検査結果を医師が即座に確認できるようにする(救急搬送時や災害時に特に重要)。
- 業務負担の軽減: 重複投薬の防止や、紹介状作成の手間削減、事務作業の自動化を図る。
この基盤となるのが「電子カルテ」です。そのため、国はデータの規格を統一する「標準化」を進めています。
↓国が進める医療DXの全体像や、今後のロードマップについて詳しく知りたい方は、こちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:「医療DX令和ビジョン2030」とは? ~概要・方針・現状についてご紹介~
「標準型電子カルテ」と「標準化」の違い
ここで混同しやすいのが、「電子カルテの標準化」と「標準型電子カルテ」という言葉です。
1. 電子カルテの標準化(規格の統一)
これは、異なるメーカーの電子カルテ同士でもデータをやり取りできるように、「HL7 FHIR(エイチエルセブン ファイア)」という国際的な通信規格に合わせることです。
現在、主要な民間ベンダーも、この規格に対応するよう開発を進めています。
2. 標準型電子カルテ(国が開発するシステム)
こちらは、国(デジタル庁・厚労省)が主導して開発・提供を予定している最低限の機能を備えた電子カルテのことです。
主に、現在紙カルテを使用している小規模な診療所をターゲットとしており、機能を極限まで絞ることで安価に提供することを目指しています。
↓「標準型電子カルテ」の具体的な機能や、既存のメーカー製カルテとの詳細な比較を知りたい方は、こちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:標準型電子カルテとは? 概要/システムイメージ/現状の動き/メーカー製との違いなどをご紹介!
電子カルテ情報共有サービスと「3文書6情報」
厚生労働省の施策の核となるのが、「電子カルテ情報共有サービス」です。これは、電子カルテに記録された以下の情報を、全国の医療機関で共有する仕組みです。
分類 | 具体的な内容 |
3文書 | 診療情報提供書、退院時サマリー、健診結果報告書 |
6情報 | 傷病名、アレルギー情報、感染症情報、薬剤禁忌情報、検査結果(救急・生活習慣病)、処方情報 |
このサービスに対応するためには、お使いの電子カルテが「標準規格」に対応している必要があります。
導入時に活用できる補助金・支援制度
厚生労働省や経済産業省からは、医療機関のIT化を支援するための補助金・加算が出ています。
- デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金): 電子カルテや自動精算機などの導入費用の1/2〜3/4程度が補助される制度です。(2025年情報、最新情報は厚生労働省サイトをご確認ください)
- 医療DX推進体制整備加算: 電子カルテを通じた情報共有体制を整備することで、診療報酬上の加算が得られます。
↓電子カルテ導入に使える最新の補助金情報を知りたい方は、こちらの資料もご覧ください。

資料閲覧はこちら:【補助金情報最新版】電子カルテに使える補助金まとめ
セキュリティガイドラインへの対応
電子カルテを導入する上で避けて通れないのがセキュリティ対策です。厚生労働省は「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を定めており、医療機関にはこれに準拠した運用が求められます。
特に近年はサイバー攻撃のリスクが高まっており、院内にサーバーを置く「オンプレミス型」の場合、自院で厳重なセキュリティ管理を行う必要があります。一方で、セキュリティ対策が施されたクラウドセンターでデータを管理する「クラウド型」電子カルテは、専門家がいないクリニックにとっても安心かつ合理的な選択肢となります。
電子カルテシェアNo.1※ エムスリーデジカルのご紹介
厚生労働省が推進する「標準化」や「医療DX」への対応を見据え、日々の診療業務を効率化したいとお考えの先生方には、クラウド型電子カルテ「エムスリーデジカル」が最適です。(※m3.com調査2025年1月)
エムスリーデジカルの主な特徴
- AIによる業務支援: 患者ごと、医師ごとのよく使用するオーダーを学習しリストに表示するなど、AIを活用した機能が充実しています。これにより、診察時間の短縮や医療の質の向上に貢献します。
- 直感的な操作性: 洗練されたUI/UXで、電子カルテの操作に不慣れな方でもスムーズに導入・利用できます。タブレットでの手書き入力にも対応し、医師の負担を軽減します。
- 「デジスマ診療」とのスムーズな連携: WEB予約・WEB問診・自動受付・キャッシュレス決済・お知らせ配信・オンライン診療の機能などがオールインワンになった「デジスマ診療」と連携し、患者さんの予約から診察、会計までを効率化。受付業務の負担を軽減し、患者満足度向上にも繋がります。
- 充実した周辺システム連携: オンライン診療システム、Web予約システム、Web問診システム、検査システムなど、クリニック運営に必要な様々なシステムとの連携が可能です。
- 強固なセキュリティ体制: 医療情報を扱うため、厳重なセキュリティ対策が施されています。データはクラウド上で管理され、災害時のリスクも低減されます。
- レセコン一体型: レセプトコンピュータが標準で搭載されており、レセプト作成業務を効率化します。
項目 | 詳細 |
初期費用 | 0円~ |
月額費用 | 11,800円~(ORCA連動型)、24,800円~(レセコン一体型)※いずれも税別 |
運営会社 | エムスリーデジカル株式会社 |
HPのURL | https://digikar.m3.com/ |
クラウド型orオンプレミス型orハイブリッド型 | クラウド型 |
AI機能 | AI自動学習機能 |
導入サポート | 専任スタッフによる導入前コンサルティングから導入後のサポートまで手厚い支援 |
周辺システムとの連携・拡張性 | 充実した周辺システム連携 |
↓その他、詳しい導入事例や料金プランを確認したい方はこちらをご覧ください。
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資料閲覧はこちら:M3デジカル詳細資料
また、エムスリーデジカルは無料で操作性を体験することができます。こちらからご登録ください。
まとめ
厚生労働省の推進する「医療DX」により、日本の医療現場は大きく変わろうとしています。2030年に向けて、電子カルテは「単なる記録ツール」から「地域医療連携のハブ」へと進化します。
「標準型電子カルテ」の動向も気になるところですが、機能の制限やリリース時期の不確実さを考慮すると、「標準規格への対応を表明している、実績のある民間クラウド電子カルテ」を早期に導入し、業務効率化の恩恵を今すぐ受けることが、クリニック経営において賢明な判断です。
ぜひ、クラウド型電子カルテのエムスリーデジカルで、安心かつ効率的なクリニック運営を実現してください。







