電子カルテの体験・デモで確認すべきポイントとは?失敗しない選び方を徹底解説
2026年02月17日
電子カルテ導入で後悔しないためには、事前の「体験(デモ)」が不可欠です。無料体験版やオンラインデモでチェックすべき操作性、機能、サポート体制などの重要ポイントを徹底解説。効率的な比較検討の方法や、実際の診療フローを想定した確認事項について紹介します。
目次
クリニックの開業や電子カルテの入れ替えを検討する際、カタログやホームページの情報だけでシステムを選定していませんか?
電子カルテは毎日の診療で長時間使用する重要なツールです。「機能が豊富だと思って導入したが、実際の操作が複雑で使いこなせなかった」「画面が見づらく、診療スピードが落ちてしまった」といった失敗を防ぐためには、導入前に実際のシステムを体験し、その操作性を自分の手で確認することが何よりも重要です。
本記事では、電子カルテのデモ体験を最大限に活用するための準備や、体験中に必ずチェックすべきポイント、そして導入後のミスマッチを防ぐための評価方法について詳しく解説します。
電子カルテ選びにおいて「体験」が重要な理由
電子カルテの導入において、なぜ実機での体験が重要視されるのでしょうか。それは、カタログスペック(機能一覧)だけでは分からない「使用感」こそが、日々の診療効率を左右するからです。
- 直感的な操作性(UI/UX): マニュアルを見なくても直感的に操作できる画面デザインか。
- クリック数と画面遷移: 1人の患者さんのカルテを作成するために、何回クリックが必要か。画面の切り替えにもたつきはないか。
- 入力スピード: セット登録やテンプレート機能は使いやすいか。
これらは実際に触れてみなければ判断できません。特に、パソコン操作に不慣れなスタッフがいる場合、スタッフにも体験してもらい、現場の意見を取り入れることがスムーズな運用の鍵となります。
電子カルテを体験する3つの方法
電子カルテを体験するには、主に以下の3つの方法があります。それぞれの特徴を理解し、自院の状況に合わせて使い分けましょう。
1. 無料体験版(トライアル)
メーカーのWebサイトから申し込み、手持ちのパソコンやタブレットで実際のシステムを操作する方法です。
- メリット: 自分の好きな時間に、納得いくまで操作を試せる。
- デメリット: 自分で操作方法を模索する必要がある(マニュアル等は提供されます)。
例えば、クラウド型電子カルテのエムスリーデジカルのように、Web申し込み後すぐにアカウントが発行され、その場ですぐに体験版を利用できるサービスもあります。まずは気軽に触ってみたいという方におすすめです。
2. オンラインデモ
ZoomやTeamsなどのWeb会議システムを使い、メーカーの担当者から画面共有を通じて説明を受ける方法です。
- メリット: 自院にいながら説明を受けられる。不明点をその場で質問できる。
- デメリット: 事前の予約が必要。
3. ショールーム・対面デモ
メーカーの担当者にクリニックへ来てもらう、またはショールームに出向いて説明を受ける方法です。
- メリット: 専用の端末や周辺機器(プリンターやスキャナなど)を含めた全体の構成を確認できる。
- デメリット: 日程調整や移動の手間がかかる。
↓メーカー選びに迷っている方はこちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:紙カルテ/オンプレ/クラウド/標準型電子カルテ 比較ガイド
デモ体験を成功させるための事前準備
漫然とデモを受けるだけでは、導入後の運用イメージを具体的に描くことはできません。限られた時間を有効に使うために、以下の準備をしておきましょう。
現状の課題と必要な機能を洗い出す
「受付の待ち時間を減らしたい」「紙カルテの保管場所をなくしたい」「訪問診療にも対応したい」など、導入によって解決したい課題を明確にします。その上で、絶対に外せない機能(Must)とあったら嬉しい機能(Want)をリストアップしておきましょう。
診療シナリオを想定する
実際の診療フロー(受付→問診→診察→検査→処方→会計)に沿って、どのような操作が必要かを確認するシナリオを考えておきます。「インフルエンザの患者さんが来院した場合」「定期処方の患者さんの場合」など、具体的なケースを想定するとより実践的な確認ができます。
デモ体験中にチェックすべき5つのポイント
実際の体験時には、以下のポイントを重点的に確認してください。
1. 操作性と画面の見やすさ
もっとも重要なポイントです。文字の大きさ、配色は見やすいか、ボタンの配置は適切かを確認します。特に、医師だけでなく、受付スタッフや看護師にとっても使いやすい画面であるかをチェックしましょう。
2. カルテ入力の効率(セット・テンプレート機能)
カルテ入力の時間を短縮するための機能が充実しているかを確認します。
- よく使う病名や処方内容をセット登録できるか。
- テンプレート機能は柔軟にカスタマイズできるか。
- 過去カルテの引用(Do入力)は簡単か。
3. 連携機能と拡張性
電子カルテは単体で使用するだけでなく、レセコン(レセプトコンピュータ)や予約システム、問診システムなどと連携することで真価を発揮します。
- 既存の検査機器と連携できるか。
- Web予約やWeb問診システムとの連携はスムーズか。
- オンライン資格確認に対応しているか。
4. システム形態(クラウド型 vs オンプレミス型)
近年はインターネット経由で利用する「クラウド型」が主流になりつつありますが、院内にサーバーを置く「オンプレミス型」も根強い需要があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、体験時にどちらのタイプか、データの保存方法はどうなっているかを確認しましょう。
↓システム形態の違いを詳しく知りたい方はこちらの資料もご覧ください。

資料閲覧はこちら:それぞれの特徴と具体的な移行方法がわかる オンプレ型 VS クラウド型 電子カルテ比較ガイド
5. サポート体制とトラブル対応
万が一のトラブル時にどのようなサポートが受けられるかは非常に重要です。
- サポート窓口の対応時間(土日祝日は対応しているか)。
- 問い合わせ方法(電話、メール、チャットなど)。
- リモートサポート(遠隔操作)に対応しているか。
体験・デモ終了後の比較・評価方法
複数の電子カルテを体験した後は、記憶が新しいうちに評価を行いましょう。
単純な「○×」だけでなく、「操作スピード:A社が早い」「サポート:B社が手厚い」といった具体的なメモを残しておきます。また、見積もりを取得し、初期費用だけでなく月額費用や保守費用を含めた5年間のトータルコストで比較検討することをおすすめします。
電子カルテシェアNo.1※ エムスリーデジカルのご紹介
最後に、無料体験が可能で多くのクリニックに選ばれている電子カルテ「エムスリーデジカル」をご紹介します。(※m3.com調査2025年1月)
エムスリーデジカルの主な特徴
- AIによる業務支援: 患者ごと、医師ごとのよく使用するオーダーを学習しリストに表示するなど、AIを活用した機能が充実しています。これにより、診察時間の短縮や医療の質の向上に貢献します。
- 直感的な操作性: 洗練されたUI/UXで、電子カルテの操作に不慣れな方でもスムーズに導入・利用できます。タブレットでの手書き入力にも対応し、医師の負担を軽減します。
- 「デジスマ診療」とのスムーズな連携: WEB予約・WEB問診・自動受付・キャッシュレス決済・お知らせ配信・オンライン診療の機能などがオールインワンになった「デジスマ診療」と連携し、患者さんの予約から診察、会計までを効率化。受付業務の負担を軽減し、患者満足度向上にも繋がります。
- 充実した周辺システム連携: オンライン診療システム、Web予約システム、Web問診システム、検査システムなど、クリニック運営に必要な様々なシステムとの連携が可能です。
- 強固なセキュリティ体制: 医療情報を扱うため、厳重なセキュリティ対策が施されています。データはクラウド上で管理され、災害時のリスクも低減されます。
- レセコン一体型: レセプトコンピュータが標準で搭載されており、レセプト作成業務を効率化します。
項目 | 詳細 |
初期費用 | 0円~ |
月額費用 | 11,800円~(ORCA連動型)、24,800円~(レセコン一体型)※いずれも税別 |
運営会社 | エムスリーデジカル株式会社 |
HPのURL | https://digikar.m3.com/ |
システム形態 | クラウド型 |
AI機能 | AI自動学習機能 |
導入サポート | 専任スタッフによる導入前コンサルティングから導入後のサポートまで手厚い支援 |
連携・拡張性 | 充実した周辺システム連携 |
エムスリーデジカルは無料で操作性を体験することができます。ぜひこちらからご登録ください。
↓エムスリーデジカルについて詳しく知りたい方はこちらの資料もご覧ください。
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資料閲覧はこちら:M3デジカル詳細資料
まとめ
電子カルテはクリニックの「心臓部」とも言える重要なシステムです。導入後に後悔しないためにも、カタログ等の情報収集だけでなく、必ず「体験」を通して、操作性や機能を確認してください。
スタッフの意見も取り入れながら、自院に最適な一社を見つけ出し、スムーズな診療体制を構築しましょう。







