あなたはどっち?クラウド派/インストール派
2019年5月20日
「クラウド型」電子カルテと、「インストール型」電子カルテ。
新規開業の先生も、開業済みでこれから電子カルテの導入を検討される先生もどちらを選んだらよいのでしょうか。
3つの観点からそれぞれを比較します。
使い勝手
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クラウド型
直観的でシンプルなデザインと操作性です。
カスタマイズはほぼできませんが、お好きなパソコンやタブレットなどで使える手軽さがあります。 -
インストール型
先生の使いやすい画面配置のカスタマイズが可能なシステムがほとんどです。
また、豊富なシステムとの連携実績があるのが特長です。
運用・コスト
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クラウド型
診療報酬改定や新薬のデータは自動更新で煩わしい更新作業はありません。
低コストで買い替え不要であることが多く、月額利用料で初期費用が大きく抑えられるのが特長です。 PCなどの設定はマニュアルに沿ってご自身で行って頂く事がほとんどです。 -
インストール型
カスタマイズができるので、運用に合わせたシステム構築が可能です。
メーカーから送られている情報を元に、診療報酬改定などは手動で更新をする必要があります。 費用は機器の台数によって変わります。また経年劣化によるシステム更新が必要があります。
サポート
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クラウド型
導入は、ご用意されたPCなどを先生方で設置、設定をして頂きます。
研修はWeb研修やe-ラーニングが主体です。 導入後は、電話サポート、遠隔操作によるメンテナンスで先生をサポートします。
M3デジカルのように、インストール型と同等のサポート体制があるクラウド型も最近は出ています。 -
インストール型
導入は、機器のセットアップや納品、設定はすべてメーカーが実施します。
専任の研修スタッフさんが訪問してシステムの説明などを行うかたちとなります。 導入後のサポートは電話や遠隔操作のほかに、必要に応じて訪問対応があるのが特長です。
どちらのシステムが先生のクリニックに合いそうでしょうか。
電子カルテを比較する際には、各メーカーの特徴を比べて下さい。